開発のコツ

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2018年3月8日のアップデートにて追加された新要素「開発」。

ここでは開発の主なポイントを紹介していきます。

その後、何を建てていけばいいのかの雑感を取り上げます。

建設可能な場所

各施設は、建設可能な場所が決まっています。

どこでも建てられるもの、特殊な施設が近くにないと建てられないもの(川、漁村など)、城の周囲のみ建てられるものなどが該当します。

どこに建てられるかは、建設をする際に把握が可能です。

建てられる場所がない、もしくは建てられる武将がいない場合は表示されませんので、表示されているものの中から建てたいものを選びましょう。

確認する順番としては、商人町と漁村、貯水池がわかりにくいものの筆頭となるため、これらを優先して建てられるか確認し、その後、城の周囲に建てられるものを選び、最後にどこでも建てられるものを建てていくと良いでしょう。

開発画面ではマップ上でも色分けされており、緑色、水色、青色の3種の色で表現されています。

この色は、開発コマンドの各種の項目の分類と同じになっています。次の説明の系統とはまた別。大きく分けて3つの分類になっています。

継続発展と発展の違い

継続発展と発展はやることはほとんど同じです。

開発を行うと、奉行という形で指定した武将が担当を行います。

その担当した武将に引き続き発展をさせたい場合が継続発展、そうでなく一から選びなおすのが発展です。

ですので、細かい場所の指定を考えないのであれば、継続発展を先に行い、継続発展できる場所が無くなったら、発展を選んで再び武将の設定からやりましょう。

武将の設定の手間がないのが継続発展の良いところです。

主に4つの系統に分かれている

開発で行える施設は主に4つの系統に分かれています。

金銭や兵糧、鉄砲や馬が手に入る生産系、人口増加や民忠誠度アップの人心系、ステータスアップ等の塾系、そして決戦が有利に運ぶ軍事系です。

まずは、それぞれの系統事に、どういった状況で立てていくのが良いかを取り上げていきます。

生産系

生産系は商人町、漁村、貯水池、鍛冶村、牧場の5種類が用意されています。

商人町、漁村、貯水池は建てられる場所が限定されています。

一方、鍛冶村と牧場はどこでも建設が可能です。

商人町は金銭増加に関する施設で、商圏のエリアにのみ建てることが可能です。

漁村は漁港の周辺。毎月、兵糧が手に入ります。

貯水池は川がある地形で、周囲の洪水や干ばつの発生を抑え、兵糧の収入も増加します。

兵糧を増やしたい場合は漁村や貯水池を積極的に建て、金銭を増やしたい場合は商人町を作っていきましょう。

鍛冶村は鉄砲、牧場は馬が手に入ります。入手量が多くありませんが、毎月手に入れることが出来ますので、早い段階に建てておけば、最終的には金銭で購入するよりかは安上がりで手に入れることが出来ます。

場産地がある場所に牧場を、鉄砲鍛冶がある場所に鍛冶村を建てると、より多くの馬や鉄砲が入手可能です。

序盤の兵数が少ない時なら、少ない入手量でも決戦で十分な活用ができます。

人心系

人心系は宿場町と茶屋町のみとなります。

それぞれ、城に隣接するエリアに建設が可能。

宿場町は隣接する城の流民の増加量が上昇、茶屋町は隣接する城の民忠誠度が上昇します。

流民は農民や足軽の元となるものだけに、流民が少ない地域に建てると良いでしょう。

民忠誠度の間接的にさまざまなプラスの効果を発揮します。

特に、高ければ戦闘を長く続けていても一揆が起きにくくなるなどのメリットも発生します。

他にも、農業の生産性が上昇したり、農兵の募兵速度も上昇などの効果もあります。

すでに流民が多い地域の場合は茶屋町を作るのも検討しましょう。

塾系

塾系は用兵塾、武芸塾、術策塾、治世塾、交渉塾の5つが該当します。

それぞれ、統率、武勇、知略、内政、外政のステータスを成長させる効果がある他、稀に個性を獲得することもあります。

普段のプレイでは積極的に活用する必要性は薄いですが、多くの武将がいるような勢力であるならば、どこかに成長用の城を用意し、成長させたい武将をすべて一ヶ所に集めましょう。

特に、方策で必要が個性が足りておらず、方策が覚えられないときなどに、個性を獲得できるようにして運を天に任せるのも一つの手です。

捕虜を捕まえると、大名のいる城に移動させられるので、大名を置いておく城の周りに塾を作っておくと、配置換えなどをし忘れたときには自動的に育成もできるメリットがあります。

前線にあまり出ない大名に特に適した活用法です。

軍事系

軍事系は練兵所、忍の里、巡見所、防塁、砦の5種類があります。

それぞれ特殊な効果があるので、うまく活用する必要があります。

練兵所は城の周囲にのみ建てられ、隣接する城の士気を上昇させる効果があります。特に農兵中心のプレイの場合は士気上昇効果を狙って作っていきましょう。

忍の里は、範囲内の敵を攻撃し、兵数と兵糧を減らす効果があります。ただ、敵が近くを通らないと意味がない他、効果も限定的です。敵が攻めてくるであろう拠点の近くに建てておきましょう。

複数建てれば効果は重複しますが、最大値はレベル20までとなっています。レベル20までになれば、範囲内に入ってきたら10%の敵の兵数を減らすことが可能です。また、敵の兵糧も20日分減らせます。

巡見所は範囲内の戦場での上限兵数を上昇させる効果があります。1レベル兵数1000増加

例えば、3000が上限のエリアであっても、巡見所レベル4があれば、自軍は7000まで戦場に展開することが可能です。

敵の進行ルートが常に確定しているような場合であり、なおかつ、上限兵数が少ない拠点の近くに巡見所を作っておくと良いでしょう。山間の地域などでの建設が有効。

防塁は隣接エリアの上限兵数を減らす効果がある。これは、自軍も減少する。

少ない兵数で戦うことを余儀なくされる弱小勢力は、設置場所を考慮して建てていくのもお薦め。

砦は隣接エリアまで決戦で必ず自陣に砦が築かれる他、戦況変化量や視界も拡大する。これも前線の城の周辺に建てるなどしておくと良い。

建設場所のコツ

開発するものによって、建設に適した場所が変わります。

主な考え方は次の通りです。

敵の侵攻ルートには建てない

敵が侵攻してくるルートに建てると、敵が通り抜けるときに破壊されてしまうため、せっかく建てたものが無意味になります。

特に、軍事系のものは、壊されたら効果が無くなり、建てた意味がなくなってしまいます。

ですので、敵の行軍ルートには軍事系はできるだけ立てずに、壊されてもよさそうな他の施設を建てましょう。

また、レベル上げもあまり無理して行わず、他の施設を優先して発展させると良いでしょう。

敵の進行ルートを城を挟んで反対側に、砦や防塁を建てることをお薦めします。

前線の城

前線の城には、城の近くに砦を建てると良いでしょう。

城の外に出て戦う場合は、扱う兵数の少ない場所が敵の進軍ルートとなりそうであれば、近くに巡見所を建てて敵との兵力差が出るように工夫すると、戦いやすくなります。

防塁で強引に扱う兵数を減らしていくのもお薦めです。

ただ、あれもこれもと建てることは困難なため、城の上で戦うのか、それとも前で戦うのかは事前に決めておきましょう。

また、敵の進行ルートは、一度攻められないとわかりにくいこともありますので、ならば、城の上で戦うことを前提に建てた方が良いと思われます。

お薦めは砦の戦況変化量と視界拡大の効果です。

扱う兵数が限られる場合は、防塁も併設して建てましょう。

特殊な施設

前線の城の手当てが終わったら、次は特殊な施設を優先して建てるようにしましょう。

商人町、漁村、貯水池は建てられる場所が限られるため、これらを建てられるようであれば優先して建てましょう。

商人町は金銭、漁村と貯水池は兵糧の収入に影響します。

どちらも終盤まで足りなくなることが多いものですので、施設を建てておけるのであれば、建てておくことをお薦めします。

特に漁村は毎月、兵糧が得られるというメリットがあります。

城の周辺

城の周辺は、城の周辺でしか建てられないものを中心に建てましょう。

お薦めは流民が増える宿場町です。

流民を増やし、足軽にするか、それとも農業の開墾で農民にしていきましょう。

もし、十分に流民がいるような場所であれば、茶屋町を建てて城の民忠誠度を上げて、兵糧収入が増えるようにすると良いでしょう。

塾関連は、どこか一つの城の周囲にすべての項目を作り、その城にまとめて育てたい武将を置いておくと良いでしょう。

一つの城に一つの施設を取り囲むように作り、それぞれの項目毎に分けるのも良いのですが、管理が煩雑になるというデメリットもあります。

最後に生産系

一通り建て終えた後に余ったエリアには、鍛冶村か牧場を建てましょう。

自勢力の得意分野に応じて鍛冶村か牧場を決定します。

馬産地や鉄砲鍛冶があると効果が増しますが、場所を確認しながらですと煩雑になりすぎるため、特定の地域以外でスタートする以外は、必要以上に意識しなくても良いでしょう。

鉄砲鍛冶は近江の国友(琵琶湖の東側付近)と、紀伊の根来寺の2ヶ所のみです。

お薦めの開発

最後に、いろいろと考えるのが億劫な人向けの、大まかなお薦めを紹介します。

実際は、状況に応じて変更していくのがよいのですが、手間に感じる人は、次のパターンで建ててみてはどうでしょうか。

  1. 前線の城の裏手に砦
  2. 商人町、漁村、貯水池を建てる
  3. 城の周りに宿場町
  4. 残った場所に牧場か鍛冶村
  5. 継続発展で続けて発展させるところを選ぶ
  6. 発展でさらに発展させたい場所を選ぶ